わたしの大学入試

久しぶりにはてなの昔の投稿を見て、その真っ直ぐさにクラクラしました。noteだと変に文学的に書こうとしちゃうからな… というわけで一年ぶりのはてなです!このアナログ感が心地いいね。

というわけで今日のテーマは「大学受験」。気づかぬうちにあっという間に高2ももう終わりです。知り合いの1個上の人たちが秋ごろから合格報告をしているのを見てぼんやりと受験は意識していましたが、まだ実感は湧きません。だけど今日3月10日、東大一橋の合格発表ということでそろそろ考えなきゃなぁと重い腰をあげました。まだ勉強に本気になれてないのって、まだ大学受験に「ときめき」を感じられてないからなんですよね。自分の気持ちを明らかにする過程でときめきを見つけられたらと思います。

【なぜ大学に行くのか?】
=「私の人生をもっと私らしくするため」。
Life is all about the choices. どんな人生だったか=どんな選択をしたか、です。今までの17年間の人生で唯一誇れること、それは「自分がし得る最高の選択をすべてしてきた」ということ。まぁ過去の選択をすべて正しかったと後から思えるようになったといえばそれまでなのですが、やっぱりそれでも今までの選択は全て最高だったなぁと思うわけです。
で、自分のみらいをもっと最高にするためにはどうすればいいか?そう考えたとき自分のときめく大学に行くことが最善だなと思うようになりました。

【私のときめきとは】
自分の力で自分の人生を開いていくこと!
これに過ぎません。長崎県諫早市に生まれて「このままの自分じゃ絶対世界で働いたりできない。だって周りにそんなことしてる人いないもん。そんなことしてる自分がイメージできない」と外に出始めて4年、ようやく「自分でもこの世界にいていいんだ」「場違いじゃない」「世界は自分の手の届くところにある」と思えるようになりました。
さぁ、次のステップ。「界隈にいることが当たり前だと思われるようになる」「界隈の中で強い存在になる」ということ。その為には、大学が必要なのです。自分が輝きたい分野の学会の常連になる。憧れの人のお気に入りになる。誰よりも学んで頼られる存在になる。そうして自分の世界を広げていきたいのです。

【どんな大学に行きたい?】
「○○大学にいる」ということを誇りに思えるところにいく。これが1番の条件です。大学名をアイデンティティの1つにしたい。学歴でマウンティングを取りたいのとは違います。あくまでもアイデンティティです。

諫早高校。AFSインド留学。どちらも、自分に合っているとは言えませんでした。だけど周りの大人に反発したり交渉したり協力してもらったりしながら「規格外」「例外」であり続けました。なぜか?それだけが自分が自分らしくあり続ける術だったからです。だけど正直もう疲れてしまいました。周りからの冷めた目に耐え続けることと、「本当に変なことばっかりしてすみません、」と思ってもいないのに申し訳なさそうな顔をし続けることに。だからこそ、自分が自分であることが普通であれる空間にいたいのです。

また、校風の濃い大学に行き「○○大学っぽいね〜」と言われたい。どうせ人生に一度しか行けない大学だから、その大学の良さをいっぱいいっぱい吸収して○○大学っぽい人になりたいのです。

【どこの?】
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、アメリカの大学を第1志望で考えています。校風があって、自分が自分であれる自由な雰囲気があって。重要な学会が開かれ世界の中心となる機関が手の届くところにある。そんなアメリカに行きたいと思っています。

今日はここまで!!じゃあね〜☺️

【おまけ 大学選びの条件(重要度順)】
0.financial aidの充実度
①自分が学びたい分野が強い(教授)。
②周りのノリが「頑張り屋さん」。describeが素敵。
③立地(大都市から遠すぎない。ど田舎は絶対NG)
④学校提供のアカデミックなプログラム
⑤Discussion baseの少人数授業
⑥授業全部英語
⑦OBOGが強い
⑧校舎がエモい。食事美味しい。寮良い
⑨パーティー少ない。
⑩留学生多い。

周りとの距離感→どちらというと近いほうがいい
まじでじっとしていられない→常に「自分らしいこと」ができる大学に!!
雰囲気→みんなガツガツ勉強する系!!

さぁ、新たな自分へ

つべこべ言わずに、まずこの1年を振り返ろうと思います。

中3

1月 1月3日に1人で原爆資料館行く。初めて市外に1人でいった

   友情のライブラリー。本を779冊集めて寄付。

2月 東京。友情のレポーター報告会。会場のみなさんと1つになれて、本気でやれば相手は必ず答えてくれると知る。東京の某男子高校生に刺激を受けまくる。ノートに書いた。「世界に置いてかれんぞ」

3月 卒業。卒業式でピアノ。

  地域と世界をつなげたいと思い始める

  初の国際協力イベント参加@長崎。質の低さに失望して全国を見てやると決める。

  定演で初ソロ。

  初めてのひとり県外。博多。

 津屋崎。伝えること、語ることの真髄、喜び、美しさを学ぶ。優しさとは何か。温かさとは何か。人生とは何か。一生付き合っていきたいと思う人に出会う。

4月 入学。仲良し三人でハイクラ‼ 新入生宿泊研修でクラスメイトの前でUWC合格を宣言。

  数学の教師の授業が本当にわかりにくい。4時間予習するも分からずバスで号泣。見かねた中学の担任が手紙をくれる。EFチャレンジ動画作成。

5月 Twitterをがちる。同学年の活躍に刺激と焦り。中間考査前日の夜、団体設立を決意。Isahaya High and High Schools Projectメンバー募集開始。16名が参加。  いろいろ応募しまくって某英語教師と仲良くなる。

6月 「新しい国際協力」参加。同じ夢を志す同学年にテンション爆上げ。夜の渋谷を一人で闊歩。

EFチャレンジ決勝で惨敗。初めて帰国子女を目の当たりにし、私のいる世界ではないと悟る。

今井紀明さんの講演会運営。部活がちる。

7月 「おこしWings」正式設立。運営がうまくいかない。衝突。ストレスで6Kg太る。病む。

部活、コンクール。大好きな先輩の引退。

8月 8日 おこしWings大会議。ようやく歯車が動き始める。

  9日 原爆の日

  10日~13日 香港中国一人旅。初めてひとり海外。

  14日~23日 HLAB。最高の夏。

  26日 初イベント、フェアトレード工作教室。

  28日 Stanford E Japan初授業。必死にくらいつく

9月 1日 SNS、娯楽、人間関係を断つ。部活を休部。UWC受験にすべてを懸けることを決意。スタプラで仲間ができる。

10月 各種国際協力フェスタ出品。勉強。両立の苦しさで本当に病む。軽い鬱症状。

11月 中高生音楽フェス「I FES」大成功。

   勉強。

12月 勉強。UWC受験。

  ラオスUWC不合格

 

濃い。濃すぎる。スピード感が凄い。1年前の自分は、こんな未来想像したでしょうか。しなかった、というかできなかった。市外に1人で行ったことがなかった少女が1人で国外へ行くようにもなりました。勉強しかしなくてプライドと夢しかなかった私に、「憧れです」と泣いてくれる子が出来ました。

中学生のころたくさんやってみたいことはあったけど、だいたい高校生だけ。だから、2018年はチャンスが与えられているもの、やりたいこと全部やると決めました。そして、それを模造紙に書き込みました。その結果、すべてやり遂げました。ただ1つ、リストの一番上にあるもの以外。

「UWCに合格する」これは中二の時からの私のすべてでした。どんなに辛いことがあっても、UWCに合格できると信じて頑張りました。一種の宗教のような存在でした。UWCが大好きで、在校生の名前も出身校もほぼ全員言えます。中学の頃は暇な授業はUWCのある国名をノートに書いて妄想を広げていました。HLABもその他のプログラムも全部全部、本当の動機の影には「UWC受験で有利になりそう」というのがあったように思います。青チャートも単語帳もボロボロになって字が見えなくなった。夢にも数学が出てきた。9月以降は1日13時間は勉強した。体育の時間も単語カードを眺めた。毎日UWCのプロモと松岡修造で起きた。チョコを食べる時も「UWC」にあやかって3つだけ食べた。部活も辞めた。恋も。友人も。捨てた。文字通り、私の人生のすべてをつぎ込んだ。あるUWC卒業生はおっしゃいました、「いまでも時々UWCに落ちた時の夢を見る。そして目が覚めて、大丈夫だ、僕はあの場所に行けたんだと安心する。映画のような2年間だったよ。」世界中から集まる仲間と寮生活で夜遅くまで語り合う、その夢のためにすべてを捨てた。

それでも、あっけなく私の夢は散っていきました。

神様は、私を見捨てたのでしょうか。最初は、わたしもそう思いました。生き地獄でした。正直もう一度挑戦できるチャンスがあるなら死なせてくださいと。

でも、違うと思うのです。神様は私に教えてくれたのだと思います。

「人生のすべてに意味がある」と。

私がこの3年間すべてを勉強に費やして数学につぎ込めば、きっと受かっていたでしょう。事実、在校生にも一次合格者にも「あまりUWCのこと知らなかったけど受けたら受かった」という人はたくさんいます。皆さんは、私が楽勝で中学受験を突破し中学高校で校外を飛び回っている間、当たり前のように努力してきた方たちなのだと思います。数学の力は、詰込みの勉強じゃ点数は伸びません。普段から丁寧にテストを受けて、「確実に獲る」という感覚を普通にしないと結果はでません。

対して私はというと、認めたくはありませんが自分らしく生きようとする中で少なからず数学やStudyの勉強の中でいい加減になってしまった、平均を超えればいいやと手を抜いてしまっていた部分がありました。その人生の蓄積が、回答に表れたのかなと。

なぜこのようなことをいっているのかというと、その数学の回答こそが私の今の欠点だからです。やりたいことをやっているうちに、気が付かないうちに身の回りの人、ものをいい加減に扱っている自分。これくらいでいいや。これくらいばれないだろう。頑張っているんだもの。大目に見てよ。これこそが、2018年に置いていきたいものたちです。

でも、私はあまり後悔していません。直後は死んでもかまわないと思いましたが、今は自分の人生を心から愛しています。UWCを目指してがむしゃらになっていく過程で、大切な人たちに出会えたからです。諫早高校。HLAB。津屋崎。国連派遣。友情のレポーター。おこしWings。振り返ってみると、そこで言葉を交わした方々すべて「未来のUWC生」の私ではなく、「山邊鈴」とまっすぐに向き合ってくださいました。もしUWCに受かっていたらそのことに気が付けていなかったはずです。神様は、わたしに最高の「不合格」というプレゼントをくださいました。合格していたら見えていなかった景色を、楽しんでいこうと思います。

この1年、私を支えてくださったものは、ただ1つ。みなさんの「やさしさ」です。私が楽しい時もうれしい時も怒っている時も悲しい時も苦しい時も。みなさんの優しさが私に生きているという実感をくださいました。2019年の目標は、「優しい人になる」ということです。いい加減にせず、丁寧に生きる。他人への思いやり。でも、今年の勢いと挑戦する心は忘れず。自分に優しく、自分らしく、やりたいこと全部やる。私の人生を私として生きる。

 

この1年、本当にお世話になりました。本当に、ありがとうございました。

2019年の私の成長を楽しみにしていてください。私も、これからの私の人生が本当に楽しみです。

「今をいきろ、少年。人生を普通で終わらせるな」

1年後の自分へ。後悔のないよう、やりきれましたか?

 

 

48

こんばんは~!!お久しぶりです!!

わー❤ Facebookで繋がってる大切な皆さんと話すのって久しぶりだからなんか本当に高揚してます、ワクワクしてます💛😍みなさんお元気ですか??

頑張る宣言をしてから約50日が過ぎました。残り48日です。私の身の回りの環境はガラッと変わりました。そこでちょっとだけ、近況報告させてください。

 

最近の私を漢字で表すと…

「闇」「無」「焦」「勢」「絞」「厄」

めちゃめちゃですね…笑 でも本当に、ずっとこんな感じです。

4月。新しく始まった高校生活があまりにもしんどすぎて(予習復習を完璧にやろうとしすぎて5時間くらいやってた?)バスの中でも無性に涙が出てきてて。6月。自分の団体がうまくいかなすぎて激太りして。そんなことがあっても今思い出そうとしないと悩んでたことが思い出せないくらいその記憶が薄れてるのは、それ以上に楽しいことがあったから、未来にワクワクしていたから、大好きな人にたっくさん出会えたからだなぁと思います。中学の頃の先生に手紙もらったり、後輩や先輩に励ましてもらったり、Twitterで発信して反応をもらったり、電話したり、そして素敵な人に出会ったり!!

だけど、今回の落ち込みはとてつもなく長引いています。それは多分、私がいま「ひとり」だから、いや、そうじゃなくて、それよりもむしろ「ひとり」になろうとしているから、「ひとり」を自分から選んでいるからだと思います。

①学校で業務連絡以外口を開かなくなった

②娯楽を一切絶った

スマホに業務連絡系アプリしか入れなくなった

④笑わなくなった

びっくりですよね…でもここまでしていても、まだまだ勉強時間が足りなくて。「次は何を勉強しよう…」って考えてたら1週間なんて秒で過ぎていきます。友達と話そうとしても、アイドルの話題にはついていけない。それなら、お互いに何の利益もないじゃない?そう思っちゃうんです。受験生ってそんなもんですかね〜。割り切って頑張りつつ、余裕ができたらなぁと思っています。そんなこといってたら48日なんてあっという間…!!

 

Ⅱ失敗慣れ?

おこしWingsが全くうまくいっていません。どれもこれも私の事前の確認不足が引き起こしたことばかりなのですが、トラブルが毎日なにか1つは発生しています。だんだん皆さんの支えで解決しつつあるのですが、迷惑をかけてばかりで本当に申し訳ないし、自分のストレスの処理の仕方がまだ上手く行ってないなぁと感じます。情緒の安定って様々な環境で暮らす中では1番大切な能力だから、訓練して身につけていきたいですね〜


模擬国連ダメでした…(´;ω;`) 地方公立高校1年生がなんの対策もなしに徹夜で仕上げたものが努力されてきた方々にかなわないのは重々承知しています。

そして英検準1級もだめでした…3年前に受けた時とスコアは変わってない…なんてことだ…

実はわたし、留学関係、奨学金関係、校外活動系の選考に、今まで人生で1度も落ちたことがなかったんです。よく周りからも「そんなに失敗したことなかったら、一回崩れたらだめになりそうね」と言われて育ってきました。でも、どんなことでもがんばれば失敗しないと思ってました。失敗しても、これまでに培った力があればどんなことでも乗り越えられると思ってました。

でも、いま、「落ちること」「失敗すること」に慣れてきた感じがして、とてつもなく怖いんです。受かったな、成功したなっていうあの余裕な感覚がわからない。頑張っても頑張っても先が見えない。成功するイメージがあまりつかめない。根拠のない自信すら湧いてこない。こんなんじゃだめだってわかってるけど、頑張ろうとすれば頑張ろうとするほどだめになっていく気がするんです。最近3時に起きて10時に寝る生活に安定してたんですけど、この2日何故か起きれてなくて、明日も起きれなかったらどうしようって不安でたまりません。

 

と、こんな感じで50日生きてまいりました~

ただのメンヘラ日記でございます(笑) うわーこいつかまちょかよってかんじだと思います、そうですそうなんです。

 

でもひとつ。みなさんにお願いがあります。いつでも、どんなときでもいいので、私に電話してくれませんか?あまり話したことがない人でも構いません。何の前触れもなくて大丈夫です。ぜんぜん迷惑なんかじゃありません!!

だってほら!24-5(睡眠時間)-10(勉強時間)=9!!9時間もあまりますから!!(笑)あと、もし「電話していいよー」って方がいらっしゃいましたら教えてください。ぜひ私からかけます!世間話をかるーくでも、哲学トークでもなんでもOKです。せっかく繋がったみなさんとのつながりが薄れつつあるのも最近のフラストレーションの1つでもある気がするので…

 

いま私に足りないものはたった1つ。「自分を取り戻すこと、感情を取り戻すこと、人と触れ合うこと、以前のようにものを考えられるようになること」です。そのために、今から次のことに取り組みます🙋☀

 

【1.笑う!!!「今頑張ってるから近寄るなオーラ」を出さない。壁を作らない。応援してもらえる人になる!!リアルでも、電話でもたくさん幸せな会話をする。前みたいにポジティブに物事を考えられるようになる

2.でも罪悪感を生まないように、そして確実に受かるように勉強はより一層。質は高めるだけ高めた。量をもっともっともーっと増やす!!

3.焦らない。でも無駄な時間は過ごさない

4.音楽をかける

5.いいこと日記をつける

6.「人生のすべてに意味がある」と思う

7.イメージトレーニングをする

あと48日。いまは、毎日が大変で「時間が止まればいいのに」とはまだ思いません。でも、テストの前日とかでなにも勉強してないとき「時間よとまれ。。!」ってなるじゃないですか。試験前にそういう状態にならないよう、今の頑張り時を有効に、でも自分らしく使っていきたいです。】


YouTubeで「眠れないときの音楽」とか「落ち込んだときの音楽」と検索すると、再生回数は1000万回を超えてるんですよね。私と同じように、今この瞬間悩んで生きている人が同じ空の下に星の数ほどいるのだなぁと思うと、人間って不思議だなぁと思います。

友情のレポーターだった私の「変えたい世界」「なりたい自分」

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やさしさ

勉強のために部活を休部しました。パートリーダーという仕事を高1でやらせてもらってたにも関わらずやめるなんてそうとう無責任だったと思います。それにも関わらず「ぜったい後悔しない選択したほうがいいよ」と笑顔で送り出してくれた先輩や友人。職員室前の机で勉強してると「頑張れよ」って声をかけてくださる顧問、先生方、「応援してる!」って言ってくれる友達。たくさんの方々に毎日励まされていて、なんて私は幸せなんだろうと思います。そういうふうに周りの人に優しさをいただいたとき、私が真っ先に思うのは「こういう風に優しさを受けられていない世界の人に今度は私が優しさを与えたい」ということです。やさしくされるとやさしくしたくなる、やさしくなれる。これはHLABで学んだ大きなことの1つでもある気がしています。今回は、これに関連して「国際協力」「国際貢献」と私の現在について。ご存じでない方も多いと思いますが、中3のとき国境なきこどもたちというNGOの友情のレポーターとして貴重な経験をさせていただいてました。

 

「結局なんになりたいと?何のためにがんばっとんの?」

これもまた、最近よくかけられるようになった言葉の1つ。友情のレポーターのときの1年前の新聞記事読んでくれた子や報告会での内容を覚えてくれている子からは「結局国連ではたらきたいと?」とか「キャリアウーマン路線で真っ赤なルージュつけるほうにいくん?」とか聞かれることもあります。笑(そこまで覚えててくれてるなんてありがたい。そして今更はずかしいw)

1-2年前ならパッて答えられたこの質問、未来志向の自己分析をさぼってしまったせいか全く答えられず、最近は「うーんわからんけど…とにかく幸せに生きられない人のために働きたいわぁ」とかなんとか曖昧な返事をしてしまってます。文系の仕事ってなんか…大学まではすごくイメージできるし学ぶ内容もワクワクするようなものばかりだけど、いざ仕事にするとなると霧に包まれた感じがするんですね。官僚?うーん。弁護士?違うなぁ。NGO?国連?特に国際協力の界隈なんか、特に決まったルートもなく、キャリアアップのための転職を繰り返していかないとだし、本読んでても「大学のときに誘われて〇〇へ…」とかばかり。明確な将来像を思い浮かべるのが凄く難しい世界だと思います。モチベーションや面接の回答のためにも、「これ」っていう具体的な働き方を仮にでも決めておきたいんですけどね。

 

実はHLABで自分の専門に誇りを持っている素敵な大学生に出会ったこと、大学という場所や学ぶという行為がより魅力的に見えてきたこと、自分は好奇心が強いから実学よりはまずは知的好奇心をみたす「ワクワクする学問(哲学とか)」をやってみてもいいんじゃないかと思ったことなどから 幼いころからこれと決めつけていた「国際協力」という選択から1度離れてみようと考えていました。自分は義務感や使命感だけでそれをしたいだけで、それじゃダメなんじゃないか、「好き」を見つけないとって思ったんです。歴代の友情のレポーターの中でも、現在国際協力に関わってる人はほんの一握りですし、違う働き方も考えてみようって。

 

だけど、本を読んでも1番しっくりくるというかこれがやりたいなぁ、これを変えたいなぁと思うのは途上国の現状でした。やっぱり、10年間の信念はなかなか変わらないんかなぁ。でも一つ変わったのは、今まで「かわいそうだから、憤りを感じるから、救いたい…」っていう気持ちだけだったけれど、最近はそんな正義感+なぜそういう状況に陥っているのかが法学的、社会学的、経済学的に分析され学ぶ楽しさを感じるようになってきたんです。あと、問題意識っていう負の感情から入っても別にいいんじゃない?ってHLABの徹夜ナイトでみんなが教えてくれたこと、「世の中には間違ってることなんて1つもない」と知れたことが胸をすっと軽くしてくれました。

泥の中で笑うような将来

わたしが尊敬しているKnKのみなさんや菜津紀さん、栗山さやかさん、国際協力関係のみなさんに共通している雰囲気というのがあります。それは、「世の中にある種の諦観をもっている。悲しい現実を前に立ち尽くしながらも、その悲しみを静かに声に出して伝えている。紡がれる言葉はまっすぐで心にすっと入ってくる。はっきり言わないと伝わらない国の人と一緒に働いているからか、物事をはっきり言う。オンオフの切り替えが上手!お酒が好き。おいしいものが好き。面白い。ユーモアセンスが独特。映画好き。明るい!楽しい!」といった感じです。うわ~、こうして書いているとやっぱり私この業界で働きたいなぁって思ってきました。だって~、かっこいいじゃないですか~最高じゃないですか!!

先週のKnKの松永晴子さんの情熱大陸も見ました。「綺麗ごとじゃすまされない世界」「阿鼻叫喚の人人人」「文化や風習の違いから秩序というものが存在しない世界」途上国ってみんなそんな感じで、だからこそ「学問」がいかされないかもしれないのが、私、ちょっと怖いんだと思います。でもやっぱりそういう世界を変えたいっていう思いがあって、そういう世界に無性にワクワクして、そういう泥臭い経験をしていって思える気持ちに溢れてるなら少しくらい怖くたってその世界に1度は飛び込んでみないと絶対後悔するだろうなって思ってます。

いまのところの大まかな将来設計としては

UWCのアクティビティで広い世界を知る→ジャーナリズム&法学?開発?社会学?のダブルメジャー米大学→NGOや報道関係就職→大学院→NGOからJPO?新聞記者からネットメディア?ジャーナリスト?

うーん、大まかすぎるけど今の知識や経験じゃ絶対に決められないし何が起こるかわからない人生のほうが楽しそうだからあまり決めたくないけど、人に説明するときは「途上国の法整備に関わりたい。それか行動をおこすきっかけとなるジャーナリズムにも興味がある。かかわり方は色々あるけれど、社会の枠組みから理不尽に外された人を救いたい」と言おうと思っています。だからこそUWCに行って、自分が変えたい世界は何なのかを探していきたいです。

 

なぜ私がいま頑張るのか

これはもう自分に言い聞かせるような内容です。笑

なぜ、私がいま勉強に全力を尽くしてるのか。

A.UWCに留学したいから。

Qなぜそこに留学したいのか?

A.人は、問題を知らないと、見ないと問題意識を持たない。私はテレビでそういう世界を知ったから、実際に途上国に行ってその生の声をきいたから「途上国を変えたい」って思ってる。だけどもしホームレスの人がもっと身近だったら(長崎にホームレスいないんです)その支援に携わりたいと思うだろうし、難民の人と話したことがあれば日本の難民の受け入れに興味を持つと思う。今の環境じゃ身近に存在する社会問題は高齢化とか過疎化ぐらい。世の中をもっと広く見たい。世界をもっと身近に感じたい。戦争のある地域から来た子、皇族の子、大金持ちの子、差別を受けていた子などと教育という道でつながりたい。語り合いたい。

 

ぐちゃぐちゃにされたい。国際協力の仕事みたいに、「もうなにもできない、八方ふさがり、諦めたい、誰も助けてくれる人がいない」っていう状況の中で強く生きられる精神力、体力が私には無い。急に違う国に置いてけぼりにされても1人で生きられるような心身頑丈さ生活力をつけたい。文化の違う人の中生きるストレスに今のうちに慣れておきたい

 

そのために…受かることしか考えない。落ちてからのことはそのあとに考える!

最近学校で志望校提出とか高3での科目選択とか「留学に落ちた場合のこと」を考える機会が多く、私の口からも「もし落ちたら〇〇に入れるくらい勉強するけん」のような言葉が日常的に出てくるようになってしまっています。あと、落ちた場合のすべり止めの1年留学とかも考えようかな~ってずっと調べてました。

だけど周りの人から「頑張れ」って言われるたび、ここでやらなきゃいつやるんだって思います。倍率高いしもはや運もあるしで努力して受かるなんて保証はどこにもないけど、言い訳せず全力で頑張ってみようって。これ以上ないってくらい全力で頑張ったら、受かっても落ちても置かれた場所で咲けるはず。中学生の時姉妹のように仲良くさせてもらってた先輩から「うかるよ~だって鈴ちゃん頑張れるやん~」って言われたとき、受かりたいって心から思いました。だから、もう「もし落ちたら」の話はしません。落ちたときに考えます。今は目の前のことを確実にこなして、実現したい結果に見合う努力をして、必ず合格しようと思います。

さいきん勉強しかしてなくてこういうことを考える時間も減り、自分が自分じゃなくなるのを感じて少し怖いです。でも、絶対に後悔したくないので粘ります。あと9日で説明会~!では。 9月15日